こんにちは。
横浜市都筑区池辺町、ティップネス鴨居1階のボディケアルーム・鍼灸院 鴨居です。
「慢性的な肩こりや腰痛がつらい」
「マッサージを受けても、また痛みが戻ってしまう」
「鍼治療が痛みに効くと聞くけれど、なぜ?」
このようなお悩みや疑問をお持ちではありませんか?
鍼治療というと、東洋医学のツボを刺激する施術というイメージが強いかもしれません。
しかし、鍼が痛みに働きかける仕組みは、現代医学の分野でも研究が進められています。
実際に、慢性的な腰痛や首の痛み、頭痛、膝の痛みなどに対して、鍼治療の有用性を示す研究が報告されています。
今回は、鍼治療がなぜ痛みの軽減につながるのか、身体の仕組みと科学的な研究をもとに分かりやすく解説します。
痛みは筋肉だけでなく、神経の働きも関係している
私たちが感じる痛みには、筋肉や関節、神経、脳など、さまざまな組織や機能が関係しています。
例えば、腰の筋肉や関節などに負担がかかると、その刺激に関する情報が神経を通じて脊髄や脳へ伝わります。
脳では、送られてきた情報と身体の状態、過去の経験などが統合され、痛みとして認識されます。
また、私たちの身体には、痛みを伝える仕組みだけでなく、痛みを抑える仕組みも備わっています。
鍼治療は、こうした神経の働きや身体が持つ痛みの調節機能に影響を与えることで、鎮痛作用につながると考えられています。
鍼治療が痛みに働きかける3つの仕組み
① 痛みを抑える神経の働きを促す
私たちの身体には、脳から脊髄に向かって痛みの伝達を調節する「下行性疼痛抑制系」という仕組みがあります。
これは、痛みの情報が脳へ伝わる過程を調節する神経回路の一つです。
鍼によって皮膚や筋肉に刺激が加わると、その刺激が感覚神経を通じて脊髄や脳へ伝えられます。
研究では、鍼刺激がこうした中枢神経系の働きに影響する可能性が示されています。
つまり、鍼は痛みを感じている場所だけでなく、痛みを調節する神経の仕組みにも働きかけると考えられているのです。
② エンドルフィンなどの鎮痛物質に関係する
人間の身体には、痛みを和らげる方向に働く物質が存在します。
その代表的なものが、エンドルフィンやエンケファリンなどの「内因性オピオイド」です。
これらは体内でつくられ、痛みの伝達や感じ方の調節に関わっています。
鍼刺激によって、このような物質の放出や作用が変化する可能性が、基礎研究などで報告されています。
さらに、痛みの調節に関わるセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質についても研究が進められています。
鍼治療が持つ鎮痛作用には、身体にもともと備わっている痛みを和らげる機能が関係していると考えられています。
③ 鍼を刺した周辺の組織にも影響する
鍼の刺激は、脳や脊髄だけでなく、鍼を刺した周辺の組織にも影響を与えると考えられています。
例えば、鍼刺激による局所の血流や神経活動、化学物質の変化などが研究されています。
特に注目されているものの一つが「アデノシン」という物質です。
動物実験などでは、鍼刺激によって局所のアデノシンが関係する仕組みが働き、痛みの伝達に影響する可能性が示されています。
また、鍼が筋肉や結合組織に加える機械的な刺激も、身体の反応に関係すると考えられています。
このように、鍼治療には複数の生理学的な作用が関与していると研究されています。
鍼治療はどのような痛みにおすすめ?
鍼治療は、さまざまな痛みに対して研究が行われています。
中でも、慢性的な腰痛や首の痛み、頭痛、変形性膝関節症に伴う痛みなどについては、有用性を示す研究が報告されています。
慢性的な腰痛
慢性腰痛は、鍼治療の有用性に関する研究が比較的多い症状の一つです。
厚生労働省の「統合医療」情報発信サイト(eJIM)でも、慢性腰痛に対する鍼治療の研究結果が紹介されています。
また、米国内科学会の診療ガイドラインでは、慢性腰痛に対する非薬物療法の選択肢として鍼治療が挙げられています。
デスクワークによる腰の重だるさや、長く続く腰痛にお悩みの方が、身体のケアを検討する際の選択肢になります。
肩こり・首の痛み
首や肩周辺の痛みについても、鍼治療による症状の軽減が研究されています。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作、同じ姿勢での作業などが続くと、首や肩に負担を感じる方もいらっしゃいます。
当院では、首や肩周辺の状態を確認し、必要に応じて鍼治療を取り入れています。
肩こりだけでなく、背中の張りや姿勢についても一緒に相談したい方におすすめです。
片頭痛・緊張型頭痛
鍼治療は、片頭痛や緊張型頭痛についても研究が進められています。
特に、頭痛の発生頻度を減らすための予防的な効果について、有用性を示す報告があります。
頭痛とともに首や肩の張りを感じる方や、慢性的な頭痛にお悩みの方にとって、鍼治療は選択肢の一つになります。
膝の痛み
変形性膝関節症に伴う痛みに対しても、鍼治療が症状の軽減に役立つ可能性が報告されています。
膝の痛みがある方は、日常生活での歩行や立ち座り、階段の上り下りなどに負担を感じることがあります。
当院では、膝周辺の状態だけでなく、股関節や足関節の動き、立ち方や歩き方なども確認しながら、身体の使い方を含めたケアをご提案しています。
当院では鍼治療と姿勢調整を組み合わせた施術を行っています
横浜市都筑区のボディケアルーム・鍼灸院 鴨居では、鍼治療だけでなく、全身の姿勢調整を組み合わせた施術も行っています。
当院が大切にしているのは、痛みのある部分だけに注目するのではなく、身体全体の状態を確認することです。
例えば、同じ腰痛であっても、長時間の座り仕事が多い方と、スポーツ中に痛みが出る方では、身体の使い方や負担のかかり方が異なります。
肩こりについても、首や肩の状態だけでなく、背中や肩甲骨、全身の姿勢などが関係する場合があります。
当院の姿勢調整では、重心の位置や関節の動き、筋肉の緊張などを確認し、日常生活で身体を動かしやすい状態を目指します。
そのうえで、鍼治療を取り入れ、痛みの状態に合わせたケアを行います。
施術後には、必要に応じて自宅でできるストレッチや運動などもご案内しています。
施術を受ける時間だけでなく、普段の生活で身体にかかる負担にも目を向けることを大切にしています。
鍼治療が初めての方もご相談ください
「鍼は痛そう」
「身体に刺すのが怖い」
初めての方からは、このようなお声をいただくこともあります。
鍼治療で使用する鍼は、一般的な注射針とは構造や太さが異なる、細い専用の鍼です。
当院では、初めて鍼を受ける方にも施術内容をご説明し、お身体の状態や刺激の感じ方を確認しながら進めています。
また、姿勢調整と鍼治療のどちらが適しているか分からない場合も、お悩みに合わせてご案内いたします。
横浜市都筑区・鴨居で肩こり・腰痛・頭痛にお悩みの方へ
鍼治療は、古くから行われてきた施術であり、現在では神経科学や臨床研究の分野でも鎮痛作用の研究が進められています。
慢性的な肩こりや腰痛、首の痛み、頭痛などにお悩みの方は、鍼治療を身体のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
ボディケアルーム・鍼灸院 鴨居は、横浜市都筑区池辺町4261-5、ららぽーと横浜向かいのティップネス鴨居1階にあります。
鴨居駅周辺で鍼灸院や整体をお探しの方、姿勢から身体の状態を見直したい方も、お気軽にご相談ください。
ご予約・お問い合わせは、公式LINEまたはお電話から承っております。
鍼治療を受ける際の注意点
鍼治療の効果には個人差があり、すべての痛みが改善するわけではありません。また、鍼の鎮痛メカニズムには、まだ研究段階の部分もあります。
施術後に一時的な痛みや内出血、だるさなどが生じる場合があります。重篤な有害事象はまれですが、感染症や気胸などのリスクもあるため、安全性に配慮した施術が必要です。
なお、強い痛みが急に出た場合や、しびれ、筋力低下、発熱などを伴う場合には、医療機関での評価を優先してください。
当院でも、症状や身体の状態に応じて、医療機関への受診をおすすめする場合があります。





