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vol.125 薬の飲み過ぎによる頭痛に、鍼灸という選択肢

「頭痛がつらくて鎮痛薬を飲んでいたら、気づけば飲む回数が増えてきた」
「飲まないと不安。でも、前ほど効かない気がする…」

そんな不安を感じたことはないでしょうか。

頭痛のための鎮痛薬は、正しく使えばとても心強い味方です。
一方で、「飲み過ぎ」が続くと、かえって頭痛を悪化させてしまうケースもあることがわかっています。

このブログでは、まずは「薬の飲み過ぎによる頭痛」について、現在わかっていることを整理し、そのうえで鍼灸という選択肢をどう位置づけているか、僕の考えもお伝えします。

① 「薬の飲み過ぎによる頭痛」とは?

医学的には「薬物乱用頭痛(Medication Overuse Headache:MOH)」と呼ばれる状態があります。

これは簡単にいうと、

もともと片頭痛や緊張型頭痛など「もともとの頭痛」があり、その頭痛を抑えるための鎮痛薬(頭痛薬)を頻繁に使い続けることで、かえって頭痛の頻度や程度が悪化してしまう

というものです。

国際的な頭痛の分類(国際頭痛分類・ICHD-3)では、「頭痛のための薬を3か月以上、月の半分以上の頻度で使用し続けると、薬物乱用頭痛を起こすことがある」とされています。

つまり、「頭痛がつらい → 薬を飲む → 一時的には楽だが、またすぐ頭痛 → 薬が増える」というループの中で、頭痛そのものが慢性化・悪化してしまうということです。


② なぜ「薬で治したい頭痛」が「薬が原因の頭痛」になるのか

薬物乱用頭痛が起こる詳しいメカニズムは、まだ完全に解明されているわけではありませんが、いくつかのポイントが指摘されています。

・鎮痛薬を頻繁に使い続けることで、「痛みを感じる神経システム」が過敏になり、痛みに反応しやすくなる
・「薬が切れると痛みが戻る」という経験の積み重ねが、痛みへの不安やストレスを増やし、さらに頭痛を悪化させる
・睡眠不足やストレス、うつ傾向などが重なると、この悪循環が強まりやすい

簡単に言うと、
「痛みを抑えたいから飲んでいる薬が、長期的には痛みの土台を敏感にしてしまう」

そういった状態が薬の飲み過ぎによる頭痛と呼ばれています。


③ 標準的な対処法

薬物乱用頭痛が疑われる場合、ガイドラインや専門家の意見では、次のような対処が基本になります。

・頭痛専門の医療機関(脳神経内科・頭痛外来など)で相談する
・頭痛のための鎮痛薬の「頻度を減らす・中止する」ことを検討する
・必要に応じて、「頭痛を起こしにくくするための予防薬」を併用する
・生活習慣(睡眠・ストレス・食事など)も合わせて見直す

ここで重要なのは、
「自己判断でいきなり薬をやめる」のは危険な場合がある、という点です。

薬の種類や量、他の病気との関係によっては、一気にやめると体に負担がかかることがあります。
ですので、「もしかして薬の飲み過ぎかも?」と感じた場合は、まずは自己判断をせず、医師に相談することが大前提になります。


鍼灸にはどんな可能性があるか

次に、「鍼灸」という選択肢について、情報と僕の考えを分けて整理します。

まず、情報として言えることから。

・片頭痛や緊張型頭痛に対して、鍼灸が頭痛の頻度や強さを減らす効果を持つ可能性がある、という臨床研究はいくつか報告されている
・一部の研究では、「偽の鍼」や「通常の治療のみ」と比べて、頭痛の日数が減った、薬の使用量が減った、というデータもある
・一方で、「薬物乱用頭痛そのもの」に絞った研究はまだ少なく、「主治医による治療+鍼灸」がどの程度役立つかは、今後の検討課題と言える

つまり、「頭痛そのものを落ち着かせる一つの手段として、鍼灸が役に立つ可能性はあるが、薬物乱用頭痛に対する決定的な治療法として位置づけられているわけではない」というのが、現在のバランスに近いと考えています。


僕の考え:薬を減らすための鍼灸

僕は、薬物乱用頭痛の薬そのものをどうするか、という部分は、医師が責任を持って判断すべき領域だと考えています。

そのうえで、鍼灸院としてお手伝いできることは、

・「薬を飲まなくて済む日」を増やすサポートをする
・首肩・背中の筋緊張、睡眠の質、自律神経のバランスなど、頭痛の背景にある要因にアプローチする

だと考えています。

たとえば、

鍼灸を続けることで、
「以前よりも痛みの波が緩やかになってきた」
「薬を飲む回数が少し減ってきた」

という変化を感じることがあります。

もちろん、全ての方に必ずこうした変化が出るわけではありませんし、薬物乱用頭痛が鍼灸だけで解決できるという話でもありません。

それでも、

主治医の管理のもとで薬の調整を行いながら、生活習慣の見直しや、ストレスケアと並行して、鍼灸で体のコンディションを整えていく

この組み合わせは、薬に頼り切らない頭痛管理の一つの形になり得る、と僕は考えています。


まとめ:まずは知ること、そのうえで選ぶこと

・「頭痛のための鎮痛薬の飲み過ぎ」で、頭痛そのものが悪化する「薬物乱用頭痛」という状態がある
・鍼灸は、頭痛に対する補助的な手段として、薬に頼りすぎない状態を目指すサポートになる可能性がある

僕自身は、

「薬は悪」「薬なしで全部なんとかしましょう」

という立場ではありません。
頭痛のつらさを和らげるうえで、薬が必要な場面は当然あります。

そのうえで、

・薬だけに頼らなくていい状態
・頭痛に振り回される時間を少しでも減らす状態

を目指すための選択肢の一つとして、「鍼灸」があると考えています。

もし、

・頭痛薬の回数が増えてきて不安
・薬を減らしたいけれど、どうしたらいいかわからない

そんなお悩みがあれば、
まずは頭痛に詳しい医療機関で相談したうえで、鍼灸という選択肢についても、お気軽にご相談いただければと思います。



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