「年に1回は必ずぎっくり腰になる」
「もう何度も繰り返している」
このようなご相談を受けることは、決して少なくありません。
ぎっくり腰は、
・重い物を持ったとき
・急に立ち上がったとき
・少し体をひねったとき
など、きっかけだけを見ると
「たまたま起きた出来事」のように感じられることも多い症状です。
しかし、年に何度も繰り返している場合、
それをすべて偶然だけで説明するのは難しいケースもあります。
◯ぎっくり腰が「繰り返しやすい状態」とは
ぎっくり腰は、突然起こるように見えて、
実際にはその前から体に負担が蓄積していることが少なくありません。
たとえば、
・普段から腰に負担がかかりやすい姿勢が続いている
・長時間座りっぱなし、または同じ動作の繰り返しが多い
・股関節や背中がうまく動かず、腰が代わりに頑張っている
・疲労や緊張が抜けきらない生活リズムが続いている
こうした状態が重なることで、
腰は「いつ痛めてもおかしくない状態」になっていることがあります。
この状態で、
たまたま重い物を持った
たまたま体をひねった
という“最後のきっかけ”が加わり、
結果としてぎっくり腰として表に出てくる、
そのように考えることもできます。
◯年に何回も繰り返す方に見られやすい体のサイン
年に何回もぎっくり腰を起こす方の中には、
次のような状態が重なっているケースも少なくありません。
・仰向けに寝ると、背中や腰が張りやすい
・動き始めに腰の痛みが出やすい
・セルフケアには取り組んでいるが、自己流になっている
・運動後、前ももやふくらはぎが張りやすい
これらに当てはまる場合、
姿勢や重心の偏りによって、腰に負担が集中している可能性があります。
◯「痛くなってから対処する」だけで足りるのか
ぎっくり腰を繰り返している方ほど、
「またなったら、そのときに治療すればいい」
と考えがちです。
もちろん、急性期の対応はとても大切です。
ただ、
・今の生活スタイルを大きく変えずに続けていきたい
・仕事や家事、趣味をできるだけ止めたくない
そう考えるのであれば、
「痛くなってから対処する」だけでなく、
痛めやすい状態そのものを整えていくという視点も、一つの選択肢になります。
◯メンテナンスという考え方
ここでいうメンテナンスとは、
特別なことをする、完璧な体を目指す、という意味ではありません。
・今の体が、どんな使われ方をしているのか
・どこに負担が集まりやすい状態なのか
・腰が無理をしやすい動きや姿勢になっていないか
こうした点を定期的に確認し、
負担が溜まりきる前に整えていく、という考え方です。
◯当院で大切にしている視点
当院では、ぎっくり腰そのものだけを見るのではなく、
・なぜ繰り返しやすい状態になっているのか
・姿勢や重心位置に偏りが出ていないか
・動きの中で、腰に負担が集中していないか
といった点を含めて確認しています。
そのうえで、
姿勢や重心位置を整えることで腰にかかる偏った負担を軽減する全身整体と、
血流改善・筋緊張の緩和・自律神経への作用を目的とした鍼治療を組み合わせ、
体に無理の出にくい状態を目指していきます。
ぎっくり腰を繰り返すことが、
体質や年齢のせいとは限らないケースもあります。
もし今、
「この先も同じような生活を続けていきたい」
「できるだけ大きな不調は避けたい」
そう思われているのであれば、
体との付き合い方を考えるきっかけとして、
この視点を知っておいていただければと思います。
ぜひご相談ください。
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野口 翔太
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