こんにちは、ボディケアルーム・鍼灸院鴨居の野口翔太です。
今回は、お顔のたるみやフェイスラインのお悩みについて、そしてその改善に役立つセルフケア方法をお話しします。美容に関する情報は世の中にあふれていますが、適切に取捨選択するための視点を提供できれば嬉しいです。
なぜ鍼灸整体師が美容に関わるのか?
私は鍼灸整体師として、健康の土台を作ることを専門としています。しかし、健康をゴールとは考えておらず、健康こそが美しさのスタートラインであると捉えています。
健康であることが、人が本来持っている美しさを引き出し、あらゆる美容効果を最大限に発揮させると考えています。これが、私たち鍼灸整体師だからこそ提供できる美容施術の視点です。
アンチエイジングについての考え方
年齢が美容に影響を与えるのは間違いないことです。しかし、私は必要以上に年齢に抗うことを正義だとは思っていません。
年齢に加えて、心身全体のバランスの不調が美容に大きく影響します。このバランスの崩れを改善することで、元々持つ美しさが引き出され、美容アプローチの効果が発揮されやすくなります。
施術においては、どこにアプローチすべきかを考えながらアンチエイジングに取り組んでいます。年齢だけにとらわれず、心身のバランスを整えることが重要です。
美容に効果的なセルフケア
1. 水分摂取の重要性
まず、どんなセルフケアも施術も食事も、水分量が不足していると効果は半減してしまいます。水分をきちんと摂ることで、運動や栄養、ケアの効果を最大限に引き出すことができます。
美容における水分不足のデメリットには、むくみや内臓の不調、便秘、筋肉の緊張、肌の潤い低下などが挙げられます。日々の健康美容に対する努力を無駄にしないためにも、まずは水分をしっかり摂ることを意識しましょう。
2. 東洋医学的内臓アプローチ〜脾経〜
東洋医学において、脾は胃とともに消化吸収を担い、水分の代謝や内臓を持ち上げる役割を果たしています。脾の機能が低下すると、内臓下垂やむくみ、ぽっこりお腹、上まぶたのたるみなどが生じる可能性があります。
セルフケアとしては、脛の内側のラインをアキレス腱から膝の下まで痛気持ちいい程度に揉むことが効果的です。お風呂で滑りの良い状態で行うとさらに効果的です。
3. 耳と側頭筋のケア
耳を根本から前後左右に動かすセルフケアは、多くの方が知っているかもしれませんが、ポイントを押さえた正しい方法で行うことが重要です。左右差や動きの差を確認し、動かしにくい方を多めにケアすると良いでしょう。
側頭筋のケアも大切です。強くしすぎると頭痛の原因になるため、痛くない程度の強さで揉むと擦るの中間のイメージでケアを行いましょう。お顔のむくみ改善やリフトアップ効果が期待できます。
4. 眼の上のラインのケア
眼球を押さえずに擦るのがポイントです。強すぎると逆に瞼が垂れる原因になるので注意しましょう。このケアは目のぱっちり効果や首こりの改善にも役立ちます。
5. 咬筋のケア
反り腰や巻き肩、ストレートネックといった姿勢の不良は、心身の緊張が強くなることで噛む筋肉(咬筋)が硬くなりやすいです。グッと噛み締めた時に硬くなる頬の部分を指のお腹で痛気持ちいい程度にアプローチすることで、フェイスラインの改善やエラ張りの解消が期待できます。
さらに、体の不調による前ももやふくらはぎの張りにも効果的です。ぜひ試してみてください。
まとめ
お顔のたるみやフェイスラインのお悩みには、年齢が関与していることは間違いありませんが、すべてを年齢のせいにするのはもったいないです。自分の持っている美しさを最大限に発揮するためには、心身全体のバランスの不調を改善することが大切です。
美容を追求するということは、健康を追求することでもあります。健康こそが最大の美であり、私たち鍼灸整体師が提供する美容アプローチの根底にあります。気になる方は、ぜひご相談ください。
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野口 翔太