〜それ、本当にストレッチだけで解決できますか？〜
「毎日ストレッチをしているのに、腰の痛みが一向に良くならない…」
そんなお悩みをよく聞きます。がんばって体を動かしているのに結果が出ないと、やる気もなくなってしまいますよね。でも、それはあなたの努力が足りないわけではありません。もしかすると、“やるべきことの方向性”が少しずれているだけかもしれません。
まずは、こんな腰痛が当てはまるかチェック！
以下のような症状がある方は、ストレッチだけで改善しないタイプの腰痛かもしれません。
✔ 朝起きた瞬間から腰が痛い
✔ 長く座った後、立ち上がるときに痛む
✔ ストレッチをしても、そのときだけ少し楽になるけど、すぐ戻ってしまう
✔ 湿布やマッサージを試したけど、効果が長続きしない
これらに心当たりがある方は、「表面的な筋肉のかたさ」だけでなく、体のもっと深い部分に問題がある可能性が高いです。
🟢ストレッチだけで治らない理由
多くの人が、「腰が痛い＝筋肉が固まっているからだ」と思い込みがちです。そして、柔らかくするためにストレッチをがんばる。たしかに、それで改善する人もいます。
でも、それは“筋肉のかたさ”が原因だった場合の話。
実は腰痛の原因は人それぞれで、いろんな要素が絡み合っています。ストレッチでは届かない原因があれば、当然、ストレッチだけではよくなりません。
たとえば、こんな原因があることをご存知ですか？
🟢ストレッチで届かない腰痛の4つの原因
1．姿勢のバランスの崩れ
長時間のスマホやパソコンで前かがみになる姿勢がクセになっていませんか？
その姿勢が続くと、腰の筋肉や骨に常に負担がかかるようになります。
つまり、「何もしなくても痛い」状態に陥ってしまうのです。
2．インナーマッスルの弱さ
体の深いところにある“インナーマッスル”は、姿勢を保ったり、内臓を支えたりする大切な筋肉です。
これが弱いと、腰にかかる負担を分散できず、常に腰ががんばりすぎる状態になります。
たとえるなら、5人で運ぶはずの重い荷物を、1人だけが持っているような状態です。そりゃ腰も悲鳴をあげますよね。
3．関節の可動域が狭い
関節がうまく動かないと、その周りの筋肉や筋膜がかたくなり、動作がスムーズにいかなくなります。
結果として、腰をかばうような動きがクセになり、痛みが慢性化することがあります。
4．内臓の疲れ・血流の悪さ
「腰が痛いのに内臓？」と驚かれるかもしれませんが、内臓の調子が悪いと、腰まわりの筋肉が緊張することがあります。
また、血流が悪いと、筋肉に十分な栄養や酸素が届かず、疲れがたまりやすくなります。
🟢「腰だけ見ても治らない」本当の理由
ここまで読んでいただくと、もうお気づきかもしれません。
腰痛を本当に良くするには、「腰だけを見てもダメ」なんです。
大切なのは、全身のバランスを見ること。
・無駄な力が入っていないか
・お腹まわり（体幹）の力が抜けていないか
・肩や首の位置にゆがみはないか
・血流を悪くしている原因は何か
こうした体全体のつながりの中に、腰痛の本当の原因が隠れていることが多いです。
🟢では、どうしたらいいの？
ストレッチだけでは届かない腰痛には、次のような視点が必要です。
・姿勢を見直す
・腰ではなく、“全身”のバランスを整える
・筋肉をゆるめるだけでなく、“正しく使える状態”にする
・生活習慣や内臓の疲れなど、“見えない原因”にも目を向ける
当院では、そういった視点であなたの体全体を見させていただき、今のあなたに本当に必要な施術とケアをご提案しています。
🟢「いろいろ試しても良くならない」と感じている方へ
ネットで調べたストレッチや、自己流のマッサージ。
それでも改善しないのは、あなたの体のせいではなく、“やり方が合っていないだけ”かもしれません。
本当に必要なケアを見直すことで、体はちゃんと変わっていきます。
「このまま、ずっと腰痛と付き合っていくしかないのかな…」
そんな不安がある方こそ、一度ご相談ください。
ストレッチでは届かない腰痛の原因、一緒に見つけていきましょう。
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野口 翔太
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